2008/08/26
芸術に触れるということ
雨が鬱陶しくなってきました。体も心なしか重く、シャキッとしませんね。
すみません、今日はまず私の母の個展の宣伝からさせていただきます。
母は書道ではなく油絵です。
今日から8月31日まで、私の実家がある北海道釧路市で開催しております。
釧路の方がいらっしゃいましたら、是非ご高覧くださいますようお願いいたします。
場所は北海道立釧路芸術館です。

案内状の写真が少しボケてしまいましたが、画風なこんな感じです。
この絵はS100号の大きさです。
私は母の影響もあり、書道は当然ですが、絵のみならずアート全般が好きです。
音楽も好きで、守備範囲もロック、ポップスからクラシックまで何でもいけます。
実は鑑賞するものは、書道作品よりは絵(西洋も東洋も)や音楽の方が
断然多いです。
むしろ、敢えて書道は見ないようにしている部分もあるような気がします。
ただ古典は別です。古典はオタク並みにこだわって見るようにしています。
無意識にでも、書道に関しては固定概念を作りたくないという意識があるんです。
見てしまうと、例え、好きでも嫌いでも「意識」しますよね。
その「意識」を、まだ自分でうまくコントロールできる自身が無いんですね。
であれば、いっそうのこと見ない方がいいのでは、という考えからです。
なので、私が創作する時は自分の思いは当然ですが、
絵や音楽、時には詩歌や文学など、様々なものからインスパイアされています。
自分の作品に幅を持たせる為にも、書道以外の分野のアートに触れることを
とても大切にしていきたいと常々感じています。
日常の中で、心身供にゆとりを持つこと自体が難しい今だからこそ、
私は敢えて書道だけではなく、
絵を見、音楽を聴き、本を読むことを大切にしたいと思っています。


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