2012/02/04
立春
今日は寒さも和らぎ、立春を肌で感じる事が出来ました。季節は確かに巡っていますね。日も随分長くなってきました。季節の変わり目を実感する時、私は何となく切なさを感じ感傷的になってしまいます。上手く言えないけれど、宇宙から「確実に時は過ぎているよ、あなたの人生もね・・・」と言われているような。そう、私の人生も着実に一歩ずつ時が過ぎ、気がつくと一年、五年、十年と過ぎる。一度きりの人生、後悔しないように生きていかなきゃ。体力の衰えは自然の摂理で仕方ないけれど、気力だけは維持していきたい。先日のレッスンの後、一人の生徒さんから「先生、疲れるでしょう?」という言葉をかけて頂きました。そうですね、本音を言えば疲れます。でもそれは心地よい疲れで、充足感に満ちています。このクラスは定員15名で2時間のレッスン。私は休む間もなく2時間びっちり添削指導を続けますので、レッスン後は喉はカラカラ。一人一人の個性や実力に応じた説明と、その場で筆使いを見せながらの指導は真剣勝負です。分かり易さとやる気を向上させる事を第一に、何よりも私自身がその教室の中で一番元気でありたいと常に思っています。これは師匠から受け継いだもの、これからは恩返しの意味でも、ずっとこの姿勢で指導にあたりたいと思っています。そして教える事を通して学ぶ事、得る事がこれほど多いものかと感謝しています。生徒さんからの質問から何かに気付いたり、改めて勉強する動機にもなる、そして純粋に生徒さんの上達は何より嬉しい。
最近、体の疲れがいつまでも取れなかったり、風邪が治りずらかったり、少しずつ体力低下しているんだろうなと感じます。これまでのライフスタイルでは早くにガタがきそう。徹夜を繰り返したり、起床時間が日によってバラバラだったりと、もうこんな生活を20年ぐらい続けていますが、そろそろ生活のリズムを一定にし、体への負担を軽減しつつ、充実した創作活動を継続していく事を模索する時期にきたようです。
このブログを書いている今も時は過ぎているんだから、今日から即実行してみよう、自分のために。


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