2012/10/12
大切にしたい手書きの手紙
長かった残暑も秋へと変わり、朝晩は涼しいぐらいとなり、体調管理が難しい季節ですね。それにしても今年の夏は本当に長かった・・・体力の消耗を例年以上に実感した夏でした。ところで「手紙」をどれぐらいの頻度で書きますか?メールやSNSでのコミュニケーションが活発になった昨今、便箋に言葉をしたため、切手を貼りポストへ投函するという行為をほとんどしないという方は多いのではないでしょうか。仕事で郵便物を出す事はあっても、封入物はパソコンで作成し(場合によっては封筒の宛名も印字したりラベルを使用)、投函するだけという場合がほとんどではないでしょうか。
かくいう私も、そうしょっちゅう手紙を書いている訳ではありませんが、時折、手書きの手紙をやり取りする昔の書道仲間が居て、お互いに時間に余裕のある時に手紙をやり取りしています。先日も、その友人から久しぶりに手紙が届きました。

ちょっとした近況報告でも、とても温かみを感じ、何度貰っても嬉しさは変わりません。
でも・・・思い返すとほんのちょっと前では手紙は日常生活の中で当たり前のコミュニケーションツールでした。年始の年賀状から始まり、夏には暑中お見舞い、旅先から出しあった絵葉書、なかなか会えない海外に居る友人へ宛てたエアメイル、しょっちゅう会っている友人同士でもよく手紙を出し合いましたが、今は・・・やはりメールが主なコミュニケーションツールとなっています。
だからでしょうか、手紙を受け取った時の嬉しさといったらメールを受信した時の嬉しさとはかけ離れた、重みや温度を伴ったものです。
頻繁でなくてもいいから、ちょっと時間のある時に、内容も特別な事でなくて近況報告で、文章も短くていいから、大切な人へは手紙を出し続けたいと思っています。この友人から手紙を受け取る度に手紙へのこだわりを持ち続けようという思いを強くし、同時に書道を学び出した頃に気持ちがタイムスリップし、あの頃の色々な事を思い返したり、今を考えさせられます。こんな素敵な友人がいることにも感謝しなければいけませんね。
早速、週末にでもお返事書こうかな。


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