2012/12/01
自分の居場所
とうとう師走に入りました。今年は秋が短かったように感じます。厳しい残暑がいつまでも続き、やっと季節が落ち着いたと思うや否や、どんどん気温が下がり冬に突入。私だけの印象かもしれませんが、気持ち良く過ごせる季節がどんどん短くなり、夏と冬の厳しさが増していっているように感じます。体もどことなく重くすっきりしない毎日なのですが、ゆっくりストレッチしたり、暖かい飲み物や、香りなどで気分を落ち着かせ、創作のペースを一定にしようとあれこれ試行錯誤しています。来年の今はちょうど個展の最終日です。あと一年となりました。実際に書ける時間は10ヶ月ぐらいでしょうか。やらなければならない事は常に頭から離れず、一つ一つ着実にこなしていきたいのですが、創作というものは予定通りには進まない事が多く、今もちょっと停滞気味です。予定通りに進まない事が普通なので、「まあ、こんなもんさ」と受け止めていますが、日暮れの早さとリンクして、気持ちがどんよりする事もあるのですが、やっぱり仕方ない。こんなものなんです。こんなものなんだから、くよくよせずに書くしかないんですが・・・。
ところで最近、色々な場面で「持続可能」という言葉を耳にし、目にします。企業や団体、社会や地域の在り方などで使われる事が多いですね。私も最近、改めて「持続可能な・・・」を考える事が多いです。書道という世界が単発的、短時間で取り組むものではなく、持続、継続し続けなければ成せない世界だからだと思っています。
何かを続けるためには、続けられる環境作りが同時に必要になります。自分にとって精神的にも肉体的にも無理のないペースなのか、そもそも継続し続けるだけの好奇心や情熱を傾けられる対象であるか、という点も大切だと思います。でも・・・こうした色々な項目が満たされていても続けていく過程では山あり谷ありです、どんな世界でも。
山や壁に直面した時、どのようにやり過ごすか、が「持続可能」においてとても大切なように感じます。真っ向正面から山や壁にぶつかれば、身に受けるダメージも多く、例え早く山や壁を越えられても、越えた瞬間に疲れ果てて、その先に進むスタミナが残っていない状況では意味がありません。登山でも登頂するだけでは意味が無く、無事に登頂し、無事に下山しなければなりません。そのために私は精神的な居場所を複数持つ事が必要だと思っています。例えば仕事で、家事や育児で上手くいかない時には、なるべく気持ちは趣味など他の分野に傾ける事です。そのためにも、絶対にライフワークを持つべきです。日本人はライフワークといえるだけの趣味を持っている人の割合が少ないのですが、多少、時間がかかってもいいから、ライフワークを見つける努力をしてほしいものです。終わりなき世界に身を置く事で多くを学び、自分の足りなさを知るだけでなく、自分が今、直面している事の下らなさ感じる事が出来ます。「下らない!」と思えたら、もう壁は乗り越えていますから、先は明るいです。
先日、「ライフワークは人格を育てる」という言葉に出会いました。う~ん、なるほど!!色々な受け止め方があるでしょうが、私は未だに書道から教えられる事が多いです。
自分の生き方を持続可能なものとしてゆくためのライフワーク、一度見直してみてください。ひとりひとりの生き方が持続可能なものであれば、その集合体である企業や社会も自ずと持続可能なものとなると思います。


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