2013/02/24
オンとオフ
厳しい寒さが続きますね。もう3月は目の前なのに、気温は真冬並み。でも日中は暖かい日差しに包まれる事も多く、日も少しずつ長くなってきました。春まであと少しですね。先週、休暇で沖縄へ行ってきました。本当は海水浴ができる季節がよかったのですが、今を逃すと個展が終わる年末まで休めないかもしれないので、思い切って出かけた次第です。3泊4日の沖縄、最高の休暇となりました。既に次回はいつ行こうか、考えているぐらいです。オンとオフの切り替え、大切ですね。今週は充実したオフのお陰で、毎日がとても充実しています。レッスンも創作もとても楽しくて、自分でも不思議なぐらいです。


オンとオフといえば、先日のレッスンでもちょとした嬉しい事がありました。この日のレッスンは都内の某企業。社員の福利厚生活動の支援として就業後、書道とペン字を指導しています。もうかれこれ3年以上のお付き合いですが、最近になってますますメンバーの書道への気持ちが盛り上がってきています。この日も新しいメンバーが入り、毎回、楽しく賑やかに、でもしっかり実力を付けてきているのですが、レッスン中にある生徒さんが、「会社でレッスン出来る事の一番いい事は、オンとオフをしっかり付ける事ができること」と言っていました。その生徒さん曰く、「レッスンをした後はスッキリする!」そうです。
生徒さんの上達はとても嬉しいですが、ただ字が上手になっただけでなく、レッスンの存在でその人の考え方やライフスタイルまで変わったという事実は、大きな使命を果たしたような達成感と充実感に満たされます。
たかが習い事、されど習い事。長い人生の中で、一度きりの人生をいかに生きるか。誰もが忙しく、多すぎる程の情報にさらされ、現代人はとてつもないストレスと戦い続けている訳ですが、そんな環境の中でも自分らしく充実した生き方を実践する事は可能なはず。カギは、やはりオンとオフの切り替え、そしてライフワークを持つ事だと思います。
こちらの会社のメンバーは今、アートに熱く、今年は秋に社内文化祭をやろうと盛り上がり、就業前に朝連をしよう!という熱の入れようです。私も喜んで出来る限りお手伝いさせていただきたいと思っています。
こんな会社がどんどん増えていって欲しい・・・と願っています。私一人で出来る事には限りがありますが、それでも可能な限り書道の楽しさ、芸術の素晴らしさを知って欲しい、伝えていきたいと思っています。


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