2013/06/20
どぎまぎしながら
今年は空梅雨なのか・・・とちょっと前まで思っていましたが、このところは毎日、梅雨空。でも恵みの雨でもありますよね。雨はいいのですが、私はこの湿度が本当に苦手で(好きな人はいませんよね)、カラッとした秋まで、暫く悩まされそうです。突然ですが、私は今の自分の仕事が大好きです。好きだから自ら選び進んでいます。でも、まだまだ未熟です。経験も足りません。一生懸命、勉強していますが、まだまだ至らない事ばかりで、技術も知識もバランスよく積み重ねていきたいと思うと、時間はいくらあっても足りず、でも時は待ってくれない。日々の指導のなか、創作も並行して進めなければならないし、本当にたまにですが、不安になったり自己嫌悪に陥り、自分にはこの仕事は向いていないのではないかと思う事もあります。
恐らくこんな思い、きっと誰でもあると思います。私は書道家として独立する前は普通の会社員生活を送っていました。会社員時代も大好きな広報の仕事に携わっていましたが、やはり時折、自分に自信を持てなくなったり、不安になる事がありました。
でも不安になるのは、真面目に頑張っているからだと思います。これで良かったのか、もっと他の方法があったんじゃないかと思ったり、どこを直せばより良くなるのか考えたりすると、誰だって反省と不安ばかり。不安な気持ちが続くのは、気持ちも晴れないし、自分の嫌な面と対峙しなければならないので精神的に辛い時もありますが、最近はこれでいいんだと思うようになりました。
私の好きな詩人である茨木のり子さんの詩に『汲む』という詩があります。その中に「大人になってもどぎまぎしたっていいんだな」という一節があります。それから「あらゆる仕事、すべてのいい仕事の核には震える弱いアンテナが隠されている きっと・・・」という一節もあります。
不安がある時や新しい事に向かって悩む時、私は幾度もこの詩を読み返します。そして「どぎまぎ」しながら今進める道を行くしかないと自分に言い聞かせています。そして自分の中に隠れている「震える弱いアンテナ」の受信精度を信じ、弱くてもいいから感度を鈍らせたくないと思います。
6月に入り、新入生や新社会人、また異動などで新しい環境で生活している人も少し落ち着いた頃だと思いますが、少し慣れてくると、自分を振り返る事も多くなると思います。不安や反省点があるという事は、しっかり頑張った証拠。必要以上に落ち込まず、今やれる事を着実に、少しずつ進みたいですね。
蘭亭叙の勉強も進んでいます。半紙練習が終了し、全紙に淡墨で書いてみました。今後どのように変化を与えていくか、どんどんイメージが膨らみつつあります。

暫く鬱陶しい季節が続きますが、しっかり体力つけてマイペースでいきますよ!


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