2014/05/26
フィールドワーク
5月も下旬、昼間は夏を思わせる陽気になってきましたね。来月になると梅雨入り、そして厳しい夏に突入になるので、心地よい今の季節は貴重です。このところ何だか忙しく、バタバタ動き回りちょっと疲れ気味です。でも思い返せば昨年からずっと休みらしき休みを取らずの生活なので、当然ですね。最近は就寝時間を早目にしてなるべく睡眠時間を確保するようにしています。そんな中、今の私の頭の中はこの夏に予定している中国旅行の事で一杯。旅行といっても遊びというよりフィールドワーク中心の旅行です。今回のフィールドワークのテーマは「北魏の書蹟を訪ねる」です。
書道の勉強を始めた頃よりも、技術も理論も書道史も理解が深まってきてからの方が、実際に見てみたいという気持ちが強くなりました。最近は、自分の勉強でもテーマや目的を持って取り組めるようになり、拓本などを見ても、どのように展開していけば創作に応用できるか考えられるようになり、少しずつ多方面で応用力が身についてきたせいか、フィールドワークの大切さを実感しています。書斎に籠る作業も大切ですが、それだけではバランスを欠くんですよね。
ということで、この夏は一週間ほど中国に行く予定です。これまで何度も中国に行っていますが、何せ中国。広くて広くて、見たいところを見尽くすには本当に時間が掛かります。でも、いつか行こう、後で行こうではなく、行ける時には行って後悔しないようにと思っています。
実際に自分で体験した事からしか学べない事こそ本当に大切なものです。気がつくとマンネリな毎日になりがちですが、新しい刺激を自ら求め常に進化し続けていきたいものです。この夏の旅行の話は今後も何度かブログで取り上げると思います、勿論報告も。まずは下調べをしっかりし、そして体調管理もしっかりと、ですね。
何しろ大好きな北魏時代の書を実際に自分の目で見れると思うと、今からとても楽しみで楽しみで、、、きっとすごく疲れる旅になるに違いないのに、心弾むんです。


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