2015/11/30
言葉から頂くパワー
つい数か月までうだるような暑さだったのに、秋が訪れたと思ったらもう師走です。もう来年の仕事の予定も入り、来年のカレンダーに少しずつ予定が埋まり出しました。そろそろ今年一年を振り返り、反省したり、満足したり、、、そして来年の目標も立てなければなりませんね。私はようやくほっと一息つける状況になりました。少しペースを落として、暫くの間は自分の勉強と創作用メモの整理などに時間を充てたいと思っています。つい数日前まで、土日も祝日も休みなく過ごしていたので、年内はのんびり過ごそうと思っていたのですが、実際にその時になってみると、これまであまり出来なかった事がやりたくて仕方ない、そんな気持ちです。
そして、さらに前向きにさせてくれたのは、周囲から頂いた色々な言葉です。「次の個展はいつですか?」「次の個展の時も知らせてください」「そろそろ個展してください」、、、など、本当にありがたい言葉です。何より私の力になります。ゆっくりするのもいいけれど、こんな暖かいお言葉をかけて頂けるうちは、少しでも期待に応えられるように頑張らないとバチが当たる、そう感じています。まだ決定はしていませんが、少しずつ次回の個展の時期を考えています。やっぱりやらなきゃね。
もう一つ、嬉しいお言葉のエピソードがあります。先日届いた喪中はがきの一枚に、ぎっしりとコメントが添えられていました。個人が特定されないように少しボカシてコメントの内容をまとめると「数年前、職場でイジメにあい、手足が震える症状が出て、メンタルヘルス科に通っていたけれど、私の書道講座を受講するようになり、心を落ち着けて字を書く事によって症状が治まってきた。それだけでなく、今まで知らなかった事を学ぶことが楽しいです」といった内容でした。この方がイジメにあわれていた事、そして通院されていた事は今まで知りませんでした。本来なら、他人にはあまり話したくない内容のはずです。きっと伝えたい気持ちがそうさせたのでしょう。その方の気持ちを思うと、ぐっと込み上げてくるものがありました。このようなお葉書を頂くと、これまで以上に一回のレッスンを大切にしなければという気持ちと、こんな私にも少しでも人助けに通じる事ができるのかもしれないという気持ちになりました。
人の行動は人の言葉に突き動かされるものだと感じています。そして同時に、どこで誰が何を見ているか分からないものだとも感じてます。常に楽しく、アクティブで、そしてフェアなレッスンを心掛けていますが、改めて大切にしなければと襟を正す思いです。
偶然にもこの数日間に、何人かのお言葉から大変強いパワーを頂き、今の私の気持ちは暖かく、前向きなのです。少しずつ恩返しができるよう、精進してまいります。まずは体調管理をしっかり!です、お互いに。


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