2017/11/22
距離感
数日前から一気に気温が下がり、真冬のような冷え込みになりましたね。乾燥もひどく、本格的な冬支度の季節となりました。体調を崩していないのが救いですが。来年の個展に向けてとにかく創作を続けているのですが、どうも進まない。それなりに仕上がり、少しずつ新作も出来ているのですが、この次、そしてさらにその次へと気持ちが乗りません。自己分析すると、いくつか要因はあるのですが、その要因を今すぐ解決する術もありません。とにかく平常心で乗り切るしかないという、これまたじんわりとストレスが蓄積する一方の状態にあります。
例え、一時上手く作品が書けない時期があっても、気力が充実していれば自然と乗り越えられるのですが、今はその反対。私としても初めての体験ですが、とにかく気持ちが前向きにならず、常にモヤモヤしていて苦しいのです。個展ができるのに、贅沢な悩みかもしれませんが、アウトプットしきった直後に新たな作品を作るのはやはり難しいという事を痛感しています。
とはいえ、いつまでもこうしてもいられず、何か手を打たなければなりません。そのために気持ちの変化、行動の変化をここ数日で試みてみました。
・旅行に行った
・無理に書かない
・好きなものを書く(個展用の作品ではない)
・本当にやりたい事を自問自答した
・レッスンでは、通常よりも”ゆるい”雰囲気で
これらの事をしてみました。
大成功という訳ではありませんが、少しではありますが、肩の荷が降りたような気持ちの軽さは感じられるようになりました。力むあまりに視野が狭くなっていたかもしれませんね。
一般的に書道はひとりで作業します。途中、誰かに相談する事はあっても、書き進めるのは本人だし、何を書くのか、何をもって終了とするのか決断するのも本人です。長らく会社組織で働いていた経験があるだけに、たまに組織でプロジェクトを遂行していた過去が懐かしく感じる事があります。そして同時に芸術家の孤独の苦しみをジワジワと感じるようになってきました。どちらが良い、悪いではないのですが、、、
とはいえもう一人の自分は、今の状況は逃げてはいけない、排除してはいけないものと捉えています。
次の個展まで数か月。もう暫く緊張状態が続きますが、その時その時の程よい距離感を手探りで探しつつ、進めていきたいと思っています。
巷では既にクリスマスの飾り付けで賑い出しました。今はなかなか浮かれ気分にはなれませんが、少し深呼吸して立ち止まり、心の余裕を保ち続けたいと思っています。
久しぶりのブログ更新は近況報告になってしまいました。
私以上に多くの仕事を抱え、休みたくても休めない状況の方もいらっしゃいますよね。全ては参考にならないかもしれませんが、目の前がタスクの山で追われている時にも、丁度良い距離感がキープ出来ているのか一息つき、振り返りたいですね。そろそろインフルエンザの流行も気になりますね。体への労りも大切です。頑張るだけではなく、緩めて力を蓄える時間への着目も忘れてはいけません。
********************************************************************
レッスンや作品制作、作品レンタル等のお問い合わせはこのブログのメールフォーム(プロフィールの下にあります)、またはコメントからお願いします。
レッスンについては
・「教えるのが上手な先生.com」(「音楽・芸術」分野に登録)
・「LESSSON(レッソン)」(レッスン全般について)
・「LESSSON(レッソン)」(作品制作、パフォーマンスなどについて)
からでも受け付けております。
作品レンタルの詳細はこちらをご覧ください。
些細な事でもお気軽にお問い合わせ下さい。
********************************************************************


スポンサーサイト