2018/07/11
個展を振り返って
早い梅雨明け後の猛暑、西日本の豪雨の被害、もともと自然災害が多い日本においてもこの夏は異常ですね。地震も頻発しているように思います。とにかく日頃の備えは万全にしておきたいものですね。早いもので個展も先月の事となり、事後作業もほぼ終わりつつあります。もう少し早めにこちらで個展の振り返りを書きたかったのですが、手術を控えた母の通院、検査が個展の翌週にあり、4泊5日も家を空けなくてはならず、ようやく落ち着いたと思ったら7月も2週目になってしまいました。個展前から、6月は相当忙しく、かなり疲れるだろうと覚悟していましたが、むしろその意識から無理しなかったのでしょうか、思っていたほど疲れも無く、「まだまだやれる!」なんて思っています。
さて、本題の今回の個展ですが、昨年の個展から丁度一年後というスケジュール。という事で創作期間は9ヶ月ほど。当初から相当辛いスケジュールだと覚悟していたものの、やはり大変でした。年明けの1月から3月ぐらいが精神的苦痛のピークでした。
また会場が大きな空間を幾つかに仕切っている形状で、長い壁面が少なく、3m以下の壁が幾つもある空間だったので、小品を多く揃えないと会場と空間がマッチしない事もあり、作品数はこれまでの個展の中で最多の38点となりました。38点のうち新作が20点、残りの18点は昨年の個展の作品から選びました。展示レイアウトも苦労した事の一つでした。
個展は何度経験しても毎回初めての事が多く、戸惑いや困難が伴い、また分野毎にサポートしてくれる人はいるものの、最終判断は自分が下さなければならない厳しさや辛さもなかなかなものですが、今になればどれも良い経験になりました。改めてご協力、ご支援頂きました全ての皆様、本当にどうもありがとうございました。















今回、初めて二年連続の個展を何とか無事に終え、今思う事は作り出す為の休息は必要だということ。昨年の個展の準備からですから、約2年半ぐらいはずっと緊張状態にあり、いつも作品の事が頭の片隅にあり、たとえ旅行に行っても映画を見ても、解放されることがなかった重圧感は、適度であれば良いものを作り出す原動力になりますが、度を超えるとその逆になってしまう事を実感しています。今年の残りは、次のステップの為に休息を上手にとる事、休息を取る事に申し訳ないと思わないようにしようと思っています。
そしてもう一つ。準備はとてもつらい時間で、自棄になりそうな時もあったり、かなりナーバスな時もありましたが、「やってよかった!」と心から思っています。一回り、いや半周りぐらいかな?成長できたと感じています。
去年、今年と個展を続け、まさに放出しっぱなしでしたから、暫くは空っぽになった引き出しをゆっくりと埋めていこうと思っています。基本に立ち返り、ゆっくり古典の勉強をしたいと思っています。
ご来場いただきました皆様、準備期間や開催期間にお世話になった皆様、そのほかご支援くださった皆様、心より感謝申し上げます。
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