2018/10/03
すっかり秋ですね
大変ご無沙汰してしまいました。こんなに間を空けるつもりはなかったのに、気が付いたら季節が秋へと変わってしまいました。記録的な猛暑の今夏、誰もが体調管理に苦労したと思いましたが、お変わりなかったでしょうか。お蔭様で私は健康状態は良好です。8月初旬に母の入院と手術、そして9月中旬に退院と、どうしても母の都合を優先しなければならない事情があり、精神的に落ち着かない夏を過ごしましたが、無事に母が退院して家に戻り、母なりのペースで生活できそうな状況を見届けましたので、私もこれまでの日常を戻しています。レッスンは日程変更をせずに済みましたが、それがむしろ良かったとも感じています。仕事に没頭する時間も必要なわけですね。実はこんな状況の中で、制作の依頼が緊急で入り、徹夜で仕上げたりもしました。
自分の勉強もゆっくり再会しています。今は大好きな王鐸の臨書、そして王鐸の要素を盛り込んだ制作をしています。レッスンでは生徒さんが展覧会に出品し、受賞しました。それから書道専門誌『墨』(2018年9、10月号)の「展覧会ルポ」コラムにて、今回も先の個展を取り上げて頂き、心の中でガッツポーズしたり、、、頭の中でブログのネタをあれこれと思案したりという毎日を送っています。

そのブログのネタですが、今一番感じる事は何の新鮮味もない内容ですが「継続は力なり」ということです。自分を振り返るだけでなく、指導を通じて生徒さんの取り組みを振り返って改めて強く感じる事です。
書道という世界はどんなに素質やセンスがあり、作品への発想をもっていても、その場だけの取り組みでは形を成さないのです。アリとキリギリスの世界ですね。そして継続の為には何が必要か・・・。情熱しかないと思います。情熱は「好き」という感情です。
そして「好き」の気持ちも個人差がありますね。好きだから苦労を苦労とも思わないという程度もあれば、そこまで頑張りたくない、気分が向いた時だけ書きたいという程度もあります。自分の情熱量の程度に合わせた目標設定がなされているかも大切なポイントです。というのも、稀に本人の気持ちや行動は「そこまで頑張りたくない程度」なのに、目標は「好きだから苦労を苦労とも思わない程度」の高い目標を掲げる人がいます。これでは空回りしてばかりになりますよね。
私は情熱の程度は千差万別で、強い情熱の人が立派だとか、ほどほどの情熱の人はいい加減だとか、そのような事は全く思っていません。嫌なのは口だけの人です。目標は達成してナンボです。
思うように継続できない人、すぐに醒めてしまう人は自分の情熱の程度と目標の程度が会っているか、再確認してみてください。そのうえで再度、自分と向き合って次の行動を決めてはいかがでしょうか。
人生100年の時代です。継続していけばとても大きなものが成されます。達成感もより大きく、自分を自分で認められるようになると思います。せっかくやるのだから、楽しく、そして少しの緊張感を持って自ら進んで取り組む意識を持っている人は、いつまでも明るく元気で若々しく活躍されています。
私もかくありたい、そう感じて日々精進しています。芸術の秋、満喫したいですね。
********************************************************************
レッスンや作品制作、作品レンタル等のお問い合わせはこのブログのメールフォーム(プロフィールの下にあります)、またはコメントからお願いします。
レッスンについては
・「教えるのが上手な先生.com」(「音楽・芸術」分野に登録)
・「LESSSON(レッソン)」(レッスン全般について)
・「LESSSON(レッソン)」(作品制作、パフォーマンスなどについて)
からでも受け付けております。
作品レンタルの詳細はこちらをご覧ください。
些細な事でもお気軽にお問い合わせ下さい。
********************************************************************


スポンサーサイト