2020/01/24
臨書でリフレッシュ
2020の1月も下旬を迎えておりますが、今年は例年以上に忙しい。そろそろ確定申告の準備もしなければ。タスクがどんどん溜まっている状態です。落ち着いて、一つ一つ確認しながら進めていこうと思っています。今、勉強しているのは「泰山金剛経」です。以前からずっ~と気になり、臨書してみたいと思ってはいたものの、言い訳をしてあと回りにしていて、やっと年末から臨書をしています。
この「泰山金剛経」ですが、その名の通り、泰山(中国山東省)の経石峪にある磨崖碑です。緩斜面に刻され、字経は約50㎝、現在は約千字が残っているが、書者、刻者、そして年代も不明とのこと。数年前、ある本でこの泰山金剛経の写真を見て、その雄大さ、懐の大きさ、素朴さに一気に惹かれ、近いうちにゆっくり臨書してみたいと思っていたのでした。
隷書であり楷書であり、ところどころ篆書も感じられる、何とも大らかな字で臨書していていて気持ちが休まります。半紙での臨書だと、どうしても大らかさを出し切れませんが、全紙ぐらいへの大きな作品に展開していくとどうだろうか、と考えていると創作意欲が刺激されてきます。


山東省へは数年前、鄭道昭の磨崖碑を見に行ったことがあるので、今は当時もう少し勉強して調べていればその時に泰山金剛経も見れただろうに、という後悔の念で一杯です。
私は忙しい時ほど、臨書をしたくなり、そして臨書をすると気持ちが落ち着き、頭の中がスッキリします。これまで学習してきた古典の再学習も勿論大切ですが、まだ知らない書道の世界を知る楽しみもたまりません。今年は古典の学習を深化していきたいと思っています。
臨書は小さな歩みの積み重ねです。徹夜してやっつけ仕事でどうにかなるものではありません。臨書に苦手意識を持っていても、とにかく継続して書き進めてください。そして「うまく書けない」と思わないことです。上手く書けなくて当然ですよ。書き続けているうちに自分でも気が付かない確かな実力が身についているはずです。
臨書で、書道でリフレッシュ、ご一緒にいかがですか?
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