2020/02/23
横書きは難しい
今冬は本当に暖冬で、もう春の陽気ですね。過ごしやすい冬でしたが、新型コロナウイルスに脅かされるとは、本当に一寸先は闇ですね。とりあえず元気に過ごしているので、毎日の手洗いを入念にしています。とにかく一日も早く収束してほしいと願うばかりです。確定申告は既に済ませ、少し気が楽になったのですが、先週と今週、立て続けに超短納期の筆耕の仕事が急に入り、二週連続で土曜日と日曜日は朝から明け方までひたすら書き続け、危うく腱鞘炎になるところでした。腱鞘炎にこそなりませんでしたが、終日、湿布を張りながらの仕事でした。久しぶりの筆耕の仕事でしたが、改めてもう少し単価を上げたい(筆耕業界全体として)仕事の一つだな、、、と思ったものでした。
今回の筆耕の仕事の内容は、万年筆で「楷書で横書き」という指定でした。書き進めていくと、この「楷書で横書き」というスタイルがいかに難しいか、書けば書くほど実感しました。
日本語はそもそも縦に流れるもの、横書きは西洋文化が入ってきた明治以降になってからという新参者。しかし今はほとんどの人は横書きが当たり前だと思います。しかし字を美しく、しかも早く書くとなると断然、縦書きの方が書きやすいものです。それは漢字、かなが縦に続くのに理にかなっているからです。
この理にかなっている縦書きを、あえて横書きで、しかも楷書で書き進めるのは、とにかく時間がかかり効率が悪く、短時間で多くを書くのが予想以上にとても大変でした。今とはっては良い経験だったと言えますが、取り組んでいる最中は、とにかく時間との勝負、そして手の痛みで苦しかったです。
また同様のご依頼を頂けそうなので、今から備えられる事はしていこうと思っているところです。私の場合は特に硬筆の持ち方。もともと筆圧が高めなので、これを機に適切な筆圧で長時間書き続けても疲れない持ち方に改めようと思っています。
筆耕の仕事については、日頃あまり宣伝していませんが常にお受けしています。ご相談、ご依頼の際には、なるべく時間に余裕をもった状態でいただけると有難いです。
もうあちこちで春の花が咲きだしています。気持ちが明るくなりますね。自宅近くでも梅とミモザが満開。


春本番に向けて、体力も気力も満タンでいきたいですね。
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