2020/06/29
大人も再確認しましょう!正しい鉛筆の持ち方
6月も下旬、今年も半分が終わろうとしています。大きく生活形式が変わり、まだ混乱の中にいる人も多いと思います。この状況になって見えた事もありますね。ゆっくりでいいから、少しずつ進みたいと思っています。今年は今月から新学期が開始となり、今まさに新一年生には硬筆でひらがなの練習を中心に指導しています。初々しい新一年生は元気いっぱい、私にとっても良い刺激です。
ところで、年々感じているのは正しい鉛筆の持ち方ができない子供が増えているということ。
これは私の想像ですが、就学前までにはひらがなの読み書きができるようにさせたい、という大人側の思いのが原因の一つだと思っています。筆記用具を正しく持つことは、実は難しい事なのです。就学前の小さな子供が、特に軸の細い鉛筆を正しく持ち、正しく運筆するのは、手や指の成長が大人と比べ未発達の子供にはもともと無理があるのです。どうしても筆記用具を持たせたい場合には、軸の太いものを選び、面倒でも正しい持ち方を逐次指導してほしいものです。今まで誰からも持ち方を指摘されずに書いていて、習い事をはじめていきなり指摘されるのは、子供にとっては(大人でも)大きなストレスです。
就学前の読み書きの指導は決して否定しませんが、教えるなら正しいやり方を指導してほしいと思っています。正しく持てない場合は、「読み」の練習だけどんどん進んでもいいのではないでしょうか。お箸の持ち方も然り、途中で修正するのは面倒ですし、反発する子供も少なくありません。
ということで、何度でも言いますが、正しい持ち方を今一度、再確認していただきたいです。ちょっと残念ですが、親御さんとお話しても「正しい鉛筆の持ち方を知らない」と言われる方、結構いらっしゃるんです。まずは大人がマスターして、それを家庭内でご指導いただければな、、、と常日頃思っています。
では、正しい持ち方と悪い持ち方、解説付きの写真で確認してみてください。
<正しい持ち方>



<悪い持ち方>



いかがでしたか。
私は子供には、公文の「かきかたえんぴつ」を薦めています。
持ち方の確認ができたら、「とめ」や「はらい」を意識してゆっくり、丁寧に、そして適度の筆圧も大切です。
********************************************************************
レッスンの詳細はホームページをご覧ください。
レッスンや作品制作、作品レンタル等のお問い合わせはこのブログのメールフォーム(プロフィールの下)かコメント欄、またはホームページの「コンタクト」からお願いします。
レッスンについては
・「教えるのが上手な先生.com」(「音楽・芸術」分野に登録)
・「LESSSON(レッソン)」(レッスン全般について)
・「LESSSON(レッソン)」(作品制作などについて)
からでも受け付けております。
作品レンタルの詳細はこちらをご覧ください。
些細な事でもお気軽にお問い合わせ下さい。
********************************************************************


スポンサーサイト