2023/02/22
自分を認め素直になること
早いもので立春も過ぎ、来週には3月。今シーズンの厳しい寒さも今週までのようです。日もだんだん長くなり、それだけで前向きになるものですね。私の今年の目標は「新作に意欲的に取り組む」です。具体的な予定は全くありませんが、次の発表の機会に備えて今から準備しています。すでに数点に取り組んでいて、悪戦苦闘しながら楽しく進めています。
何かに取り組む時、どのような心境で向き合うかによって多少なりとも結果が変わるものです。「本当はやりたくないけど・・・」、「苦手だけど指示されたから・・・」、「面倒だなぁ・・・」という後ろ向きな気持ちでやるのと、「楽しそう・・・」、「仕上がりが楽しみだな・・・」、「●●●が出来るようになりたいな、●●●みたいになりたいな・・・」のような積極的な気持ちで取り組むのでは、結果のみならず、完成に至るまでの過程においても大きな差が出るのは想像できますよね。
だから「楽しく自発的に頑張りましょうね」というのは簡単なんですが、誰にでも苦手分野があり、さらに無意識の領域もあり、そう簡単に何でも楽しくとはなりません。私も好きで書道をやっていますが、「書道ならオールマイティー」ではありません。実技でも苦手分野は沢山あるし、知識では素人レベルしかない分野も沢山あります。そもそも「好き」と「出来る」はイコールではありませんから、好きだけど苦手な人はどの世界でもいるわけですよね。
そうなると好きで習っているのに、「●●が出来ない」、「●●を知らない」というイメージに脳が支配され、いつのまにかコンプレックスになり、だんだん楽しめなくなる人がいます。添削の際にも私が何かを言う前に、自ら「●●が苦手でできません」とか「やってもやっても出来ません」など、ネガティブワードを連発される方が結構いらっしゃいます。自己否定する言葉からのスタートになるので、それだけで無意識に自分の成長を留めてしまいます。
私は1.最初から出来る人はいないこと、2.日々の努力の結果は短時間では目に見えないけど確実に貯金されていること、3.上手くできなくても頑張って練習した自分を認めること、をアドバイスとして伝えています。
1つ目と2つ目はそれなりに理解されるようですが、3つ目はあまり出来ていないように感じています。練習しているのに出来ない不甲斐ない自分を許せない気持ちは私も良くわかります。でも経験を積むしかない世界である以上、時間はかかるもの。それより今日一日、自分が出来る事をこなせた事は認め、「よく頑張ったね」と褒めて練習を気持ちよく終了してほしいです。自分を認め素直になると気持ちの浮き沈みが減り、自ずと自分の改善点が見えてきたり、人のアドバイスも今までとは違う見え方になります。
素直こそが成功への近道だと感じています。自分のやり方を通したり、その場だけの空返事で言われた事を実行しない人は、いつまでも苦労しているように思います。
私自身も常に素直で謙虚でいたいと思っていますが、これは未熟な私には難しい部分もあります。でも上手くできない自分も認め、今日出来たことは出来た事として認め、明日に繋げるのが一番建設的だと思っています。

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